かくれ里

月曜日, 10月 31, 2011

世界の人口


国連発表の世界人口白書によると、全世界の人口が、今日10月31日で70億人を突破するそうだ。この数字はあくまでも推計なので正確な数字は誰もわかっていないようである。

地球に人類が誕生して10数万年かかって10億人に達してから増え始め、第次世界大戦後から爆発的に増え続けたらしい。1998年に60億人に達してから70億人になるのに13年しかかかっていない。この調子で行くと、今世紀末には100億人を超すだろうとの予測もある。

しかし、世界的にみると、人口増加にはブレーキがかかって来ている。人口大国の中国やインドでもいずれ頭打ちになると言う見方もある。社会が豊かになると人口増加率は下り坂になり、減少に転ずることもあると言う。

  日本は世界一の長寿国になったが、世界の平均寿命も延びている。乳児死亡率も激減している。女性一人が生涯に出産する数は半減しているが、アフリカの貧しい国々での人口増加など、解決すべき問題は多い。

金曜日, 10月 28, 2011

うたごえ喫茶


ラジオ深夜便でロシヤ民謡を聞いた。ロシヤ民謡も好きなジャンルの音楽だ。若い頃のダークダックスのLPレコードを何枚か持っている。最近は殆ど聞くことはなかったが、ラジオで久しぶりに懐かしく聞いた。

20歳代の頃、うたごえ喫茶と言うのがあって、何度か連れて行ってもらったことがある。歌集を片手にリーダーに合わせてロシヤ民謡などを合唱する。コーヒ一杯で何時間も歌っていた。

うたごえ喫茶は「みなみ」にもあったが、行ったことのある店は、梅田の確か「ともしび」と言う名前だったと記憶している。

この店へは六甲登山の帰りによく立ち寄った。この頃の山行きは六甲山周辺を歩くことが多かったので梅田界隈はよく散策した。御堂筋を「なんば」まで歩いたことも幾度かあった。今考えてみると良き時代だったと思う。

水曜日, 10月 26, 2011

新世界より


有名なドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」は、誰からも愛されているいい曲だ。僕も大好きな曲で若い頃からレコード等で色々な指揮者の演奏を聴いている。この曲を聴くと元気が出るのだ。

テレビで放送がある時は必ず録画していた。先日来、VHSテープの整理をしているのだが、どうしても残しておきたいものはDVDにダビングしている。そんな中にドヴォルザークのこの曲を録画したテープが数巻出てきた。

今までに何度も聞き返した事のある懐かしいテープをダビングすることにした。演奏はチェコ・フィルで、指揮者はラファエル・クーベリックだ。クーベリックの指揮は素晴らしい。大好きな指揮者の一人だ。

 ダビングしたDVDディスクを再生してみた。深夜の為,あまり大きな音が出せなかったので第二楽章まで聞いてやめた。ソースがVHSテープなのでアウトホーカスな画像だが仕方があるまい。それでもこのディスクは僕にとっては宝物だ。大切にしよう。

月曜日, 10月 24, 2011

写真撮影


昨日は中学校の同窓会があった。1955年の卒業だから今年は56年目になる。最近はほぼ二年ごとにあるが、前々回から幹事をしていて、写真撮影を担当している。前回の出来はあまり芳しくなかったので、今度は旨く撮ろうと準備して臨んだ。

前回は、露出不足で修正に苦労したので、外付けのフラッシュを用意した。テストを繰り返しこれなら旨く撮れるだろうと、ルンルン気分で開催時刻より1時間早く会場に到着した。

出席者は21名で,定刻には全員が揃い、はじめに記念撮影をし、メモリーカードを係員に渡すと、閉会時に持って帰って貰うことが出来た。スナップ撮影は随時行って50枚ほど撮った。今回は動画の撮れるデジカメもセットしていたので忙しかった。

催しは盛況裏に終わり、再会を約して散会した。帰宅後、早速パソコンに取り込んでみてびっくり、今回も露出不足だ。どうやら外付けフラッシュの設定を間違えたみたいだ。もう少し練習しとけばよかったと思ったが後の祭りだ。今回も修正に苦労することになった。

金曜日, 10月 21, 2011

TPP


 ニュースなどで話題になっている「TPP」について調べてみた。環太平洋経済連帯協定の略称で、2006年5月に発効した自由貿易協定である。日本も参加を検討しているようだ。

 TPPのメリットは、輸入に関税が掛からなくなるため輸入品を安く国内に持ち込むことが出来る。一方国内の生産者(農家など)は競争力を失うことになる。

 現在、日本では農作物の関税が高い割合で掛けられている。例えば、コンニャク芋(1706)、精米(778)、小豆(403)、バター(360)等、つまり、関税が高く設定されている品目ほど「国産品を守りたい」と思っている項目だ。

 発効当時は4ヵ国だったのが、2009年に米国の参加表明により関心が高まり、参加国の増加が見込まれている。TPPに参加すると、物品の関税は例外なく10年以内にほぼ100%撤廃することが原則となっているようだ。日本の参加については、賛否色んな意見がある様だが、僕には判断できない。

火曜日, 10月 18, 2011

大阪マラソン


今月30日の日曜日に、第1回「大阪マラソン」が開催される。エントリー数が3万人の市民参加型の大規模なマラソン大会である。国内では東京マラソンに次ぐ規模だ。

フルマラソンコースは大阪城公園がスタート地点で、ゴールは住之江区南港のインテックス大阪で、制限時間は7時間となっている。フルマラソンの他チャレンジラン(8.8km)や、車いすマラソンも実施される。

 毎年1月には、長居公園がスタート・ゴールの「大阪国際女子マラソン」が行われているが、こちらは今年で31回目になった。この催しには、一度だけ観戦に行ったことがある。

コース図を添付したが、随分複雑な走り方をするのだなあと思った。当日の天気が心配だが、絶好のマラソン日和となって大成功をおさめることを期待している。

土曜日, 10月 15, 2011

桂米團冶


ラジオ番組にゲスト出演していた落語家の「桂米團冶」が、円高対策について気になる話をしていた。彼は、人間国宝桂米朝の息子で、米團冶襲名の前は「小米朝」を名乗っていた。

趣味は多彩で、古代史や国際経済の研究の他、音楽好きで、クラッシク音楽にも造詣が深い。また、ドイツへの留学経験もあって、ドイツ語にも精通しているそうだ。

気になる話と言うのは、一年先を目途に、日本の全国民一律に10万円ずつ支給する。総額10兆円強の財源はお札を増刷すればいいと言う。そうすれば今の円高は一気に解消して、デフレからインフレになるだろうとも言う。

これは面白い発想だ。確かにインフレになるだろうが、このお金が回って経済が活性化するのではないだろうか。色んな意見があるのは承知の上で、落語家・桂米團冶のこの提案は、一考してみる価値があると思った。


木曜日, 10月 13, 2011

自動車運転


自動車が電車の線路を1Kmほど走ったと言うニュースがあった。大事故にならなかったからよかったが、運転していたのは82歳の男で、踏切で脱輪し遮断機が閉まったので動顛して線路上を走ってしまったと言うのだ。

踏切内に物体があると、センサーが働いて走行中の電車を停止させるシステムになっているはずなので、落ち着いて行動すればよかったと思うのだが、そうできなかったのだろう。もし自分がそのような場面に遭遇したら同じことをしたかも知れない。

それにしても、80歳を過ぎたらなるべく運転は避けた方が良いのではないだろうか、最近自分も運転の感が鈍くなっているのが分かる。そうかと言って、自動車のない生活は考えられない。

これからも自動車の運転はしなければならないだろうが、ストレスのない状態での運転を心掛けようと思っている。そして、80歳位になったら免許証を変換できるような生活パターンにしたいとも考えている。

日曜日, 10月 09, 2011

淀川紀行(Ⅴ)

   淀川べりを歩くイベントはいよいよ最終回となった。琵琶湖から歩き始めて枚方までたどり着いたのが昨年の10月だった。丁度一年ぶりである。これまで歩いた行程は、京都のIさんに頂いたガイドブックが大変役に立った。

 そのIさんがスケジュールを調整してくださり、初めて参加して呉れた。今回のメンバーは10名で、彼女とは朝9時過ぎに枚方公園駅で合流した。

 江戸時代に栄えた宿場跡の町並みを抜けて、枚方大橋近くの淀川べりから歩き始める。河川敷はよく整備されていて、野球やサッカーなどの試合風景が望まれ、サイクリング用の自転車も多かった。

  ガイドブックの終着点は大阪湾となっていた。しかし、我々は今回で完結する積りだったので、長柄大橋位までは歩きたったが、メンバーの数人が、豊里大橋付近でギブアップ。地下鉄谷町線で帰宅することになった。万歩計の数値は25000歩を超えていた。

金曜日, 10月 07, 2011

進化計算


中学の理科の時間にメンデルの法則を習った。えんどう豆の花の色が世代が進むにつれて赤になったり白になったりするが、これは遺伝子の組み合わせによるもので、生命の進化について興味を持った時期がある。

先日、ダーウィンの進化論についてのテレビ放送をしていた。ダーウィンが進化論を発表してから100年ほどしかたっていない。発表当初は色々反対の意見もあったようだが、今では常識になっている。

進化の途中で、ある集団の大多数の形状と異なる形質を持つものが現れる事がある。これを「突然変異」と言うが、突然変異にも、生きていくために有利になる物と不利になる物と、どちらでもない中立の物があるそうだ。

 この放送で興味深かったのは、進化論を応用した「進化計算」と言うのがあって、計算を続けるうちに、突然変異が起こって常識で考えられないような結果が得られるそうだ。例えば、新幹線の車両の形状を決めるのにも進化計算をしていると言うから面白い。

日曜日, 10月 02, 2011

高野槇


 彼岸の間に行くつもりの高野山だったが、今日になった。紅葉には一寸早いが山上の気温は13℃で長袖でも寒いくらいだった。

 いつもと同じように、墓参を済ませ、奥の院、御廟にお参りして、高野槇を数束買って帰路についた。橋本市内に入ると、稲穂がこうべを垂れた田んぼの畦道には、真っ赤な彼岸花があちこちで咲いている。秋真っ盛りだ。

 今朝は出発が遅かったので、大阪市内まで戻って来たのは16時近くになっていた。いつものスーパーで買い物を済ませて帰宅。

 買ってきた高野槇は小分けして仏壇などに供える。高野山で買う槇は一束500円だが、量が多く日持ちが良い。スーパーなどでも売っているが、すぐに枯れてしまう様だ。しかも、高野山の物より量も少なく値段も高い。

土曜日, 10月 01, 2011

閉店時刻


 10月になった。今年もあと3ヶ月を残すのみである。今年は8月まては忙しかった。だが9月に入ってからの売り上げは半減した。昨年比でもかなりのダウンである。

 予想はしていたが、案の定予想通りになった。もっとも、ここ数年は右肩下がりの状態が続いている。僕もそろそろ引退しても良い歳になっているが、やはり仕事が好きなのだ。健康維持のためにも、もう少し続けようと思う。

 当店は午前8時半に開店。午後7時半閉店のパターンをずっと続けていた。しかし、日が暮れてからの来店客は皆無だ。そこで10月から閉店時刻を30分早めて7時に閉めることにした。

 節電が叫ばれている世情を考慮してもその方が良いのだろう。30分の事だが気分的に落ち着く。若い頃なら一晩位徹夜しても平気だったが、この歳になると無理は禁物だ。これからは睡眠時間を増やす様にしようと考えている。