かくれ里

水曜日, 2月 29, 2012

パナソニックが社長交代


パナソニックの大坪社長は、将来への成長の布石を明確にできたとして、会長に退き、専務の津賀一宏氏が次期社長に就任することになったと発表した。

 津賀氏には、「将来の方向は明確になったと思うので、自分の思う通り新しい経営を進めてくれ」と話したという。さらに、「7800億円という巨額の赤字は大変申し訳なく思っているが、エネルギー・環境に軸足を置く会社へと進むべき方向を決め、企業存続の布石は打てた」として、引責辞任ではないと語った。

現会長の中村邦夫氏は相談役に、そして、相談役兼名誉会長の松下正治氏は名誉会長になる。余談だが、松下正治氏とは社長時代に並んで写真を写したことがある。僕にとってのパナソニックは、ナショナルブランドの松下電器産業としての思いが強い。

 2018年には、松下幸之助氏が創業して100周年を迎えるパナソニックだが、大きく変貌したものである。僕個人としては、およそ半世紀の間、松下電器(現パナソニック)とは密接な関係があった。いろいろな意味でお世話になった。今後の業績発展を期待する。

火曜日, 2月 28, 2012

半導体戦争


半導体は様々な家電製品や電子機器に使われて「産業のコメ」と呼ばれて、日本のお家芸と言われ1985年には生産量で世界一だった。

しかし、戦略の読み違いや円高等によって、日本の競争力は次第にそがれていった。市況の悪化を懸念する日本勢は生産増による価格下降を避けるため、投資を絞り込んだ。

ところが、韓国のサムスン電子などは、小型パソコンの普及などを見越して、巨額投資を続けた。日本勢は韓国勢を追いかける形で投資を行ったが最先端の製品開発も遅れる悪循環にはまってしまった。

 昨日のニュースで、エルピーダメモリーが会社更生法の適用を申請したと聞いた。エルピーダメモリーと言えば、日本における唯一のDRAM専業メーカーだ。負債総額は4480億円と製造業として過去最大。DIP型の会社更生だそうだが一体どうなるのだろうか。

日曜日, 2月 26, 2012

大阪市改革


大阪市の市バス事業は28年連続の赤字決算で累積赤字が600億円を上回っている。市バス運転手の年収は739万円で、民営バス運転手の年収(約460万円)よりはるかに高い。

大阪市交通局では、橋下市長の「民間並みに合わせる」との方針を受けて、民営交通の平均水準まで引き下げる給与カット案がまとまったそうだ。4月の給与改定に取り入れるようだが、異例の大幅カットに市バス運転手(約700人)側は死活問題だと組合側の反発は必至であろう。

給与改定には労使交渉で協約を見直す必要があるが、大阪市交通局は橋下市長に給与カット案を提示する方針だが、実現すれば年20億円以上の人件費減になるという。

 市バス事業は氷山の一角で、大阪市の各種事業でまだ多くの改革すべきことがあると思うが、一朝一夕には解決できないだろう。だが、橋下市長には大阪市民の為に一層の努力をしてほしいと望む。

木曜日, 2月 23, 2012

カレー


カレーは好きな食べ物の一つだ。独身の頃、みなみの映画館をはしごした帰りに、カレー専門店(確かインディアンだったと思う)で、ライスカレーを食べて帰った思い出がある。

最近は、スーパーなどでレトルトパックの物が売られていて、家庭でもおいしいカレーが食べられるようになった。価格もかなり開きがあるが、一人前100円前後の物でも結構おいしい。

先日、いつも行く業務スーパーで業務用のカレールー50人分が安く買えた。10等分にカットできるようになっている。カレーを炊くのは初めてなので、ネットで調理方を調べて早速挑戦した。

  牛のブロック肉、玉ねぎ、ジャガイモ、人参、その他に、カレールーを1カット(5人分)を使ってレシピ通り炊いた。味付けは我流のため少し甘めに仕上がった。これを二日間夫婦で、ライスカレーやカレーうどんにして食べた。

火曜日, 2月 21, 2012

経営勉強会


社会の状況が大きく変わり、我々の業界は現在最悪の状態になっている。過去の黄金期の残像を追っていては消滅あるのみだ。

このような状態を打破する対策を模索して、同業組合において勉強会を開催したところ、組合員の半数近くの出席があり、出席者から様々な意見や提案があった。しかし、解決策は簡単には見つからないようだった。

結局のところ、現況を認識して、これまでの継続でコツコツやっていくより仕方がないのではないだろうか。今後は我々の業界を含め、地域に密着した小売業は生き残ることが困難であろう。

悲観ばかりしていても仕方のないことだが、全体のパイが小さくなったのだから、高齢の経営者は一歩退いて、後進に道を譲ることも考えねばなるまいか・・・・・・

日曜日, 2月 19, 2012

二十四節気


二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた暦のことで、今日2月19日は「雨水」だ。この日は、雪が雨に変わり氷が解けて水になると書かれてある。

この暦は、約2600年前の中国の黄河地方の気候に基き作られたもので、実際の日本の気候とは多少のずれが生じる。だが、半月ごとの季節変化に対応できることから、農業の目安として便利なため日本に導入されたようだ。

現在では二十四節気は馴染みが薄いが、日常生活に密接に関係がある。たとえば、立春の時「暦の上では春ですが・・・・」などの時候の挨拶など、無意識のうちにあらゆる場面で使っている。

この他にも、雑節と言う特別の暦日がある。節分、彼岸、杜日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日、の9つである。

土曜日, 2月 18, 2012

宇宙ゴミ掃除衛星


現在地球の周りには相当な数の人工衛星が周回している。同時に使用済みの衛星やロケットなどの宇宙ゴミも年々増加していて、直径10㎝以上の物だけでも約16000個以上あるそうだ。これらが運用中の衛星に衝突したら大変だ。

 このような宇宙ゴミを掃除するための衛星の開発計画があるようだ。3~5年後の実用を目指している様だが実現すれば世界初になる。

この衛星は、ロケットで打ち上げられた後、地球周回軌道上で宇宙ゴミをつかみ、一緒に大気圏に突入して燃え尽きるそうだ。

スイス・ローザンヌ工科大の宇宙センターが15日に計画を発表したが、初号機の開発と打ち上げには日本円で8億5000万円の費用を見込んでいて、企業などに資金提供をよびかけている。

木曜日, 2月 16, 2012

金環日食



  今年5月21日には日本各地で金環日食が見られる。非常に珍しい天文現象で、一生に一度見られたら幸運だと言える。大阪で前回見られたのは1730年7月15日だった。次回は2312年4月8日に見られるらしい。

日食は、太陽が月によって隠されることにより太陽がかけて見える天文現象です。月が太陽の内側に完全に入り込むと、太陽は細いリング状に見える。これを金環日食と言う。添付画像のように金環日食の見られる地域は地球のごく一部に限られる。

金環状態を見られる時間は,金環帯の中心ほど長くなる。今回の日食では長いところで約5分間見られる。ちなみに大阪では最大食になる時間は7時30分ごろで2分46秒見られるそうです。


安全に日食観測をするためには太陽の光を減光する必要がある。日食観察用に作られた日食グラスや日食メガネを用いると安心だ。これらの商品はすぐに売り切れるので早いうち買っておいた方が良いとのことだ。

火曜日, 2月 14, 2012

メタンハイドレート


日本近海に多く存在し、次世代のエネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」の発掘試験を愛知県沖で行うことになって、探査船「ちきゅう」が活動を開始した。

「メタンハイドレート」はメタンガスと水が結びついて、氷のような状態で地中に存在している。これを取り出して、天然ガスとして使う。調査を行う海域には、国内で使う天然ガスの使用量の14年分に値する「メタンハイドレート」が存在しているとみられている。

海上での試掘試験は世界で初めてで、今回の調査で実用化に向けた道が開けるか注目されている。

調査方法は、水深1000mの海底から300mの地下まで直径30cmの井戸を4本掘り、3本は観測用で、残り1本は生産用として使うらしい。メタンハイドレートは固体のため新技術により、ガスのみを回収する計画のようだ。

月曜日, 2月 13, 2012

基礎代謝


じっとしていても生命を維持するために必要なエネルギーを基礎代謝と言う。人が一日に消費する総エネルギーのうち基礎代謝量はおよそ70パーセントを占めている。基礎代謝を上げることが健康の秘訣だ。

基礎代謝は18歳前後をピークに加齢とともに低下する。若い時と同じ食生活を続けていると、メタボリックな状態になってしまう。バランスの良い食事と定期的に運動を続けていると、筋肉量が増えて基礎代謝も上がる。

基礎代謝を上げるには身体を温めることが大切で、しょうが・唐辛子や、カボチャなどの緑黄野菜、DHAを多く含む青魚などをたべればよい。

成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、基礎代謝量は女性が約1200Cal、男性が1500KCalとされているが、毎日測っているが一寸低めのようだ。僕の場合はもう少し体重を減らした方が良いように思う。

日曜日, 2月 12, 2012

復興庁


東日本大震災の被災地に対する再生に向けて、復興庁の業務が開始した。震災発生から一年近くたっての発足については批判もあるが、被災地からは大きな期待が寄せられている。

復興庁の業務は、復興特区の認定や復興交付金の配分を担当するが、被災自治体の要望をスピーティーに進めるための窓口となることも重要な業務である。

復興庁は、2020年までの時限組織で、本庁は東京に置いて、出先機関の復興局を、盛岡、仙台、福島に置く。その他の各市には支所や事務所を設ける。トップには野田首相が就き、初代の復興大臣には平野達男氏がなった。復興庁は、政府内では各省庁より一段高い格付けになるそうだ。

政府がまず取り組まねばならないのは、被災自治体のインフラ整備である。そして企業の立地や雇用の創出に全力を挙げねばならない。復興庁が、復興事業の主導権をどこまで握れるかが今後の課題である。

水曜日, 2月 08, 2012

武庫川廃線ハイキング

旧JR福知山線の線路跡を歩くハイキングを計画しました。

火曜日, 2月 07, 2012

うるう秒


今年7月1日は、世界中がいつもの日より1秒長くなるそうだ。当日の午前8時59分59秒と午前9時の間に実際にはない「午前8時59分60秒」を挿入するからだ。

これは、原子時計による標準時と、地球の自転に合った時刻の僅かなずれを埋めるためで、1972年に初めて実施し、今回が25回目になる。この1秒のことを「うるう秒」と言うそうだ。

最近は、電波時計を使っている家庭が多い。この場合は自動的に調整してくれるが、一般の時計は1秒遅らす必要があるらしい。しかし、通常生活においては、殆ど問題はないだろう。

だが、コンピューターのシステムに誤動作が起き、電子商取引などに支障を起こす恐れがあるなどとして、廃止に向けた議論もあるようだ。国際電気通信連合の総会では、日本やアメリカが廃止を支持したが、イギリスや中国が反対して結論は先送りになったそうだ。

日曜日, 2月 05, 2012

雪中登山


数日続いた寒波により金剛山は数10Cmの積雪だと聞いて雪中登山を決行した。今日のメンバは男性6名で、アプローチは公共の交通機関を利用した。午前9時前南海河内長野駅到着。

バス停は長蛇の列。数台待って満員のバスにやっと乗車。登山口には10時前に到着した。登山本道はかなり混雑している様なので、我々は高畑谷から登ることにした。冬の高畑谷は初めてである。凍結した滝を高巻きしながら山頂を目指した。

12時過ぎに国見城址下の広場に到着し昼食タイム。国見城址で記念撮影をして小休憩の後下山を開始する。下山道は昨年歩いた文殊尾根をくだることにした。いつもは人の少ない登山道なのにこの日はかなりの賑わいだった。

登りはアイゼンなしで歩けたが、下りはアイゼンの厄介になった。午後3時30分にロープウエイ前バス停に着いた。帰りのバス停でもかなりの人が並んでいる。バス会社は臨時便を増発している様だが、今日は一体何人ぐらいの人が登ったのだろうか。

木曜日, 2月 02, 2012

葉っぱビジネス


「ニッポンの里山、ふるさとの絶景に出会う旅」、今朝の放送は徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」の話題だった。町を囲む山野斜面にはモミジや桜など、様々な木々が植えられていて、春、木々は一斉にいろどりの花を咲かせ、桃源郷を思わせる絶景が出現する。

木の葉や花は料理を彩る「つまもの」として全国に出荷され、町の特産品になっている。これらの木々は、地元のお年寄りの知恵を生かして手入れしながら育てていて、お年寄りたちは生き生きとした生活をされているそうだ。

葉っぱビジネスのポイントは軽量で女性や高齢者でも取り組める商材で、「彩(いろどり)」と名付けて全国展開している。

株式会社組織で年商は26千万円で、従事しているお年寄りたちも年間400万円を稼ぐ人も少なくないという。お年寄りたちはパソコンでブロードバンドネットワークを駆使して、全国の市場情報を取集しているそうだ