かくれ里

日曜日, 5月 21, 2017

住民タクシー


過疎化の進行により、過疎地域住民の輸送手段についてバスやタクシー事業がない場合、その代替手段として自家用車を使用して有償で運送できる「自家用有償旅客運送登録制度」が特例として設けられている。
 
京都府京丹後市ではこの特例制度に基づいた取り組みで、スマホのアプリを利用して配車を行っている。地域交通の充実と観光客の利便性も考えた全国初の試みだ。
 
今朝のNHKテレビで放送していたが、京丹後市では、住民18人が運転者に登録。利用者がスマホのアプリ等で配車を求めると近くの車が迎えに行く。このシステムはアメリカの配車サービス会社の運行ノウハウを使っている。
 
運賃は最初の1.5㎞までが480円、その後1キロにつき120円が加算されるが京丹後市のタクシーより安い。このシステムの運行はNPOが行っており、お年寄りたちの支えとなっている。引きこもりがちな人が外出する機会にもなり、人のつながりがよみがえろうとしている。