かくれ里

木曜日, 6月 22, 2017

ジョージア決戦


アメリカでは、日本ではなかなか理解できない出来事が多い。20日行われたアメリカ南部ジョージア州の連邦議会下院の補欠選挙が話題になっている。開票の結果与党・共和党の候補が接戦の上勝利した。
 
ジョージア州は、これまで40年間共和党が議席を守っていて、本来なら共和党の楽勝のはずだが、今回はトランプ陣営とロシアの関係をめぐる一連の疑惑によって野党民主党は、トランプ大統領への信任投票と位置づけて選挙資金をつぎ込んだ。
 
そのため思わぬ苦戦を強いられた共和党も、記録的な規模の選挙資金を注ぎ込んだ結果、民主党の候補は一歩及ばず、共和党の候補が逆転勝利に漕ぎつけた。
 
  アメリカのメディアのほとんどはリベラル・左派系だ。しかし、トランプ大統領の登場によってそれまで表に出られなかった保守層が台頭し始めてきた。ところがメデイアは連日反トランプ的立場から報道する。今後アメリカはどのように変わるのか見守っていよう。