かくれ里

火曜日, 10月 31, 2017

リベラル


最近ニュースでもよく聞く「リベラル」とは何だろうと思って調べたら意外なことが分かった。もともとリベラルとは、自由主義からきている言葉であり、右の保守、左の共産主義・社会主義の中間・中道の政治スタンスを指すと書かれてあった。
 
ところが、左派系の新聞では立憲民主党と共産党を含めて「左派リベラル」と称している。しかし、立憲民主党は「リベラル」を標榜しているはずだ。問題は立憲民主党の主張する政策がリベラルに値するかどうかだ。
 
ソ連の崩壊後、左の共産主義・社会主義は中国以外世界中からほぼ消えかかっている。そうした勢力の逃げ場としてリベラルが台頭してきた。左派系新聞も居場所がなくなり、「左派・リベラルという言葉で左を残したいのだろう」と書かれてあった。
 
  日本では安倍政権が、経済政策や憲法改正で「リベラル」の株を完全に奪っているようだ。社会福祉などについても矢継ぎ早に政策を出しており、立憲民主党などは後れを取ってしまった。今では反安倍しか言えない状態だ。

日曜日, 10月 29, 2017

アシダカグモ



クモが苦手という人は多いが僕は平気だ。子供の頃によく、金色のクモを捕まえて友達とけんかをさせて遊んだ経験もある。
 
人家に生息するクモとしてよく知られているのがアシダカグモだ。網を張らず、歩き回って獲物を捕らえる。ゴキブリなどの衛生害虫を食べるので益虫である。体調はメスがオスよりやや大きく2~cmぐらい。足を広げたらCD1枚ぐらいの大きさになる。
 
体色は灰褐色で多少まだら模様がある。夜行性で、昼間は天井裏や家具の隙間などに隠れていて、夜になると壁などに出てくる。また、公園など屋外のトイレの便器などにへばりついていることがある。
 
アシダカグモの平均寿命は、オスが3~5年、メスが5~7年程度。夏に産卵して卵を糸で包んだ円盤形の物を口に咥え、孵化するまで持ち歩く。孵化直前に壁などに貼り付けてしばらく見守る。子グモは腹部から糸を出し、風に乗って飛散する。8回から10回脱皮して約1年で親のサイズになる。

土曜日, 10月 28, 2017

習近平新時代


24日に閉幕した中国共産党大会では「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」という表現で、党規約に指導思想が明記されることが決議された。
 
選出された中央政治局常務委員7人の布陣も、習近平氏の息のかかったもので占めた。序列8位から25位までの中央政治局委員にも、習近平氏に近い人材が昇格した。
 
意外だったのが、次世代のホープと目されていた50台の二人が選から漏れたことだ。これまでの大会では、円滑な指導者の交代の為に、次世代の指導者と目される若手幹部を最高指導部入りさせるというパターンが続いていたが、今回は踏襲されなかった。
 
これは、習主席が5年の任期の後も最高指導者として留まる可能性が高いことを意味する。今後10年間、習氏の独裁政権で強国化を進めれば、いずれは西洋諸国を凌ぐことも考えられる。北朝鮮の体制はいずれ崩れるだろうが、今後は中国による新たな冷戦が深刻になるだろう。

金曜日, 10月 27, 2017

吉田ドクトリン


日本国憲法は、GHQによって押し付けられた憲法だと聞いている。だが、この憲法のおかげで日本の発展があったと理解している。戦後、吉田内閣は、疲弊した日本の経済復興に際し、国防をアメリカ合衆国に担わせることによって経済発展に専念することが出来た。このことを吉田ドクトリンというそうだ。

  朝鮮戦争勃発になって、アメリカ合衆国は、軍事費を増加させるよう再三要求したが、吉田茂総理率いる日本政府は、憲法9条の条文を盾に、拒み続け、軍事費を掛けずに平和と安定を享受しながらも奇跡的な経済復興をなし遂げた。

吉田茂氏は晩年には、憲法改正による国防軍の保持を主張した。なぜなら日本は既に世界3位の経済大国に成長していたからだ。吉田ドクトリンは役目を終えたと判断したからだろう。
 
それから今日まで、憲法改正の議論は続いている。この間世の中は大きく変貌した。今こそ憲法を見直す時だ。政権が安定している今がチャンスだ。国民のほとんどがそのように感じているのではなかろうか。

木曜日, 10月 26, 2017

グーグルアース


僕は、Googleさんにはこのブログを初め色々お世話になっている。GoogleEarth (グーグルアース)もその一つだ。GoogleEarthで地球上のあらゆる場所の地形の画像が鮮明にわかる。最新のバージョンでは3D画像も表示できるようになった。
 
現在地を指定すると一瞬で画像が現れる。3Dに切り替えると付近の画像が立体的に映し出せる。もちろん拡大縮小は自由自在だ。自宅を検索すると、店の看板や駐車場の車種まで判別できる。
 
本当によくできている。上手に利用すればこれほど便利な物はない。しかも利用料はタダだ。ところが、この便利なツールを悪用した犯罪のニュースだ。
 
  埼玉県と群馬県の高校から大量の野球ボールを盗んだとして逮捕された犯人たちは、GoogleEarthで高校の周辺に住宅がないかなどを下調べした上で犯行に及んでいたらしい。犯人たちは盗んだボールをインターネットを通じて売却していた。インターネットで世の中が便利になったが、このような使い方はしてほしくない。

水曜日, 10月 25, 2017

米国の反応


今日の新聞報道によると、自民党の衆議院選での大勝は、米国でも大々的に報じられ、大歓迎しているようだ。安倍氏の勝利はトランプ政権にとっても力強い支えとなり、対北朝鮮政策に反映されるだろうとの見方のようだ。
 
ワシントン・ポストの記事では、「与党の圧勝で平和主義的な憲法の改正に前進することが可能になった。」さらに、安倍氏の政治的手腕を評価し、「安倍氏のリーダーシップへの本当の承認だ」というコメントを紹介していたそうだ。
 
新聞記事の中で注釈があった。ワシントン・ポスト紙が使った平和主義的(パシフィスト)という言葉は、平和(ピース)とは異なる。パシフィストは「不戦」とも訳され自国が攻められても戦わないと言う意味も込められていて日本側で使われている「平和憲法」とはニュアンスが違うと書かれていた。
 
総選挙での決定的な勝利は、まもなく開かれるトランプ・安倍会談をスムーズに進めさせるだろう。安倍首相の強固な政治基盤がトランプ外交全般に寄与することになるだろうと締めくくっている。

火曜日, 10月 24, 2017

台風の爪痕



台風21号は近畿地地方にも大雨と強風をもたらして通過した。和歌山では48時間で900ミリの降雨量というから驚いた。大阪も良く降った。22日の夜にはスマホがけたたましくなった。大和川が危険水位に達したので避難準備せよとの通知だ。
 
大和川が氾濫するなんて今まで考えたことがなかった。台風一過、右岸の当地区は無事だったが左岸の浅香辺りは浸水があったようだ。
 
昨日の午後、堺方面への仕事の帰りに大和川の左岸を走ったら大量のゴミが目に入った。車を止めて護岸に降り、スマホで撮った写真を添付する。これを見ると一時はかなりの水量だったことがよくわかる。
 
 日本各地では、土砂崩れや冠水等の被害を被っているようだ。それにしても当地は何の被害もなくて良かったが、我が家では、昨日からBS放送が映らなくなった。今朝調べてみると、BSアンテナの角度が若干ずれていて修正した。この程度の被害なら良しとするか。

月曜日, 10月 23, 2017

安倍さん5連勝


今回の総選挙は、安倍さんの思惑通りの結果になったようだ。自民党が政権に復帰した平成24年の衆議院選では、デフレ脱却に向けた金融政策などを柱とする「アベノミクス」を提唱し、旧民主党から政権を奪還した。
 
その後25年の参議院選や26年の衆議院選では「デフレ脱却はこの道しかない」と訴えて大勝した。昨年7月の参議院選では「アベノミクスは道半ばだ」と政策継続性を強調して4連勝とした。
 
そして、今回も勝算があっての解散だと思う。解散後の野党のゴタゴタもあって与党には追い風になったようで、過半数どころか3分の2以上の議席数獲得で連勝となった。
 
 11月5日にはトランプ大統領が来日する。トランプ氏は「日本人は自分の国を自分の力で守れ」と主張している。それを実行するためには憲法9条が邪魔だ。今後、憲法改正の議論が進むことを期待する。

日曜日, 10月 22, 2017

投 票



選挙投票当日の今日は一日中雨だった。午前中には、近くのスーパーへ買出しに行った。雨の為か、いつもの日曜日に比べるとか道が混んでいた。時折、フロントワイパーを高速にしなければならないほどの時もあった。
 
投票場所は500メートルほどの距離の小学校だが、いつもは自転車で投票に行っている。今日は夕方まで様子を見ていたが雨は止みそうにないので、5時ごろになってから傘をさして出かけた。案の定、投票所は閑散としていた。
 
午後8時で投票が打ち切られ、すぐに開票が始まる。選挙速報はテレビ・ラジオ他のメディアで締め切りと同時に発表が始まる。只今7時30分だが8時になったらテレビのスイッチを入れることにしている。

 期日前投票数は前回より増えたと言っていたが、投票率が気になるところだ。ところで、最近の選挙速報は、開票率数パーセントで当確が出ている。どうしてそんなに早くわかるのか不思議に思うのだが、ほとんど間違っていない。さあ、結果が楽しみだ。

土曜日, 10月 21, 2017

台風21号


今月は雨が良く降る。梅雨の頃はあまり降らなかったのに一体どうなっているのだろう。やはり地球温暖化の影響だろうか。おりしも超大型の台風21号が本州に上陸の恐れがあると気象庁は厳重な警戒を呼び掛けている。
 
20日の夜から急速に発達を続け今朝の6時時点で中心付近の最大風速は50メートル、半径280キロの範囲で暴風となっている。今後も発達を続けながら北寄りに進むようだ。
 
本州付近に停滞する前線の影響で、太平洋側を中心に非常に激しい雨が降り、多い所では24時間で300ミリから500ミリの降雨量が予想されている。
 
15日の日曜日に飛鳥路を歩く予定を、一週間順延して計画を立てていたが再び順延した。明日は衆議院選挙の投票日だ。投票率に影響が出るのではなかろうか。

 

金曜日, 10月 20, 2017

セイタカアワダチソウとススキ


セイタカアワダチソウとススキは、秋の野原でお互いライバル同士だ。元々セイタカアワダチソウは日本には自生していなかった植物だ。明治時代末期に、観賞植物として入ったと言われている。それが、昭和40年以降には全国で大繁殖するようになった。
 
セイタカアワダチソウは、1本で5万個の種を付けるそうで繁殖力が凄い。空き地のあちこちで群生が始まり、その空き地は数年後には黄色一色になってしまっていた。日本古来の草花たちは駆逐され、秋の七草などの中間色系の優しい風情は消えてしまっていた。
 
この植物は、地表から50センチの深さのところから肥料を運び出して来ては大きく成長し、枯れてしまうということを繰り返すうちに、深い所にあった肥料を使いつくしてしまった。
 
 最近はセイタカアワダチソウをあまり見かけなくなった。自らが分泌した毒素の影響で自滅を始めたそうだ。ちなみに北米では、日本でセイタカアワダチソウが猛威を振るったように、ススキが外来種として猛威を振るっているらしい。

木曜日, 10月 19, 2017

日米経済対話


麻生副総理兼財務相とペンス副大統領による2回目の日米経済対話がワシントンで開かれた。会談では、ペンス副大統領が日米2国間による自由貿易協定(FTA)交渉を始めることに意欲を示した。これに対し、麻生氏は改めてTPPの意義を説いた。
 
日米間の通商戦略の違いが表れたものだが、日本としてはFTAに慎重な姿勢を示したうえで、あくまでもTPPを優先させると言う判断は妥当だろう。
 
麻生大臣は、終了後の記者会見で、「貿易や投資のルールなど3つの協議分野で進展と成果を確認できた」としてうえで、今後も対話を継続する考えを強調した。
 
トランプ大統領は来月初旬に来日する。首脳間の信頼関係を深めて、貿易摩擦の芽を摘む建設的な協議が今後も続くことを望む。

水曜日, 10月 18, 2017

中国共産党大会


第19回中国共産党全国大会は、今日から5日間の日程で開かれる。中華人民共和国の政治は中国共産党が指導するため、この大会で決められることは、重要課題の討論と決議、党規約の修正、中央委員メンバーの選挙である。この大会は、これまでにも5年ごとに開かれている。
 
全国から凡そ2300人が参加して始まり、集近平国家主席が政治報告を3時間半にわたって読み上げた。この中で、過去5年間の実績の成果について、「多くの難題を解決し歴史的改革を推進した」と、自らを高く評価した。
 
さらに、今後取り組むべき課題もあることを認めた上で、建国100年を迎える2049年には、「社会主義の現代化国家を築く」と強調した。
 
又、経済については、2035年までに「経済や科学技術の実力を大幅に引き上げ、イノベーションで世界でも上位になる」という目標を示した。さらに、南シナ海や東シナ海での活動を継続する。軍については「今世紀半ばまでに世界一流の軍隊を作り上げる」と宣言した。

火曜日, 10月 17, 2017

北朝鮮を取り巻く環境


明日から中国共産党大会が始まるが、大会終了後に北朝鮮に対する中国の姿勢が変わるのではないかと言われている。そして、米トランプ大統領が115日から日本、韓国、中国を訪問する。これを機に、北朝鮮を取り巻く環境が変化する可能性が出てくるのではなかろうか。
 
北朝鮮が核ミサイルを放棄できないのは、自国の生存にとって不可欠だと思い込んでいるためだ。この場に及んで核開発を放棄してしまえば、国内での反体制運動が起き政権が崩壊すると考えているのだろう。
 
トランプ大統領は、北朝鮮が核ミサイル開発をあきらめない場合、「北朝鮮を完全に破滅させる」と強硬姿勢をちらつかせている。しかし、軍事行動による場合には、北朝鮮の報復攻撃によって日本や韓国に多大な犠牲が生じる危険性がある。
 
 軍事行動に突入することなく北朝鮮を変化させる、あるいは軍事行動となっても犠牲を最小限にするためには、中国が北朝鮮を見限ることがポイントになるだろう。そうした意味から、明日からの中国共産党大会が注目される

 

日曜日, 10月 15, 2017

同業組合支部のこと


我々同業者の組合の歴史は古く、会員の親睦には特に重点を置いている。毎年、春秋には家族同伴の懇親会などの催しを行っている。昨夜は、道頓堀のホテルで秋の懇親会が開催され出席した。
 
同業組合は50数年前に設立され、我々の支部も当初から活動を続けている。会員数は当初から比べると半減したが、これも時代のすう勢かと、半ばあきらめて納得しているところだが。
 
当店は、昭和44年の開業だが、同時に組合にも加入している。現在は無役だが、40数年間、何らかのお世話をさせてもらった。その間に先輩諸氏からは色々なことを教わった。
 
そんなことから、支部の歴史はずっと見ていた。過去の資料も殆ど保管してある。最近は仕事も暇になったので資料の整理に取り掛かっているところだ。特に期限は決まっていないのでボチボチやろうと思っている。果たしてどんなことになるのだろうか。

土曜日, 10月 14, 2017

ヘモグロビンA1c



昨日、医師から軽度の糖尿病と診断されていると書いたが、2週間ごとにかかりつけ医の所へ通院している。その上で、毎月採血してもらってデーターを残している。
 
糖尿病の人はヘモグロビンAcという値に注意が必要とのことでチェックしているが、基準値より若干高めだが毎回ほぼ同じだ。この数値では自分の血糖状態がわかるそうだ。
 
専門的でよく理解できていないが、赤血球の中にあるタンパクのヘモグロビンは、体中を巡って酸素を供給しながら、徐々にブドウ糖と結合していっている。だから、余っている糖が多いほどヘモグロビンAcが増えるということのようだ。
 
血糖値は、血液検査をした時点での血糖状態を表すが、ヘモグロビンAcは、過去1~2ヵ月の血糖状態を表す。いずれにしてもなるべく基準値に近づけるよう、生活習慣に注意しなければなるまい。

金曜日, 10月 13, 2017

三角食べ


「三角食べ」とは、和食を食べるときに、ご飯と味噌汁とおかずを順序よく食べる方法のことである。もともと、1970年頃、学校給食の指導で広められた言葉だが、現在はほとんど指導されていない。
 
ご飯とおかずや漬物などと汁ものを一緒に食べるのを口内調味といい、これが出来るから日本人は和食が楽しめるのだ。欧米人は恐らくこのような食べ方はしないだろうと言われている。口内調味が出来ないのだ。
 
このブログに何度か書いたことがあるが、NHKラジオで「健康ライフ」という番組を長年やっている。先週は「栄養データーを正しく理解しよう」というテーマだった。この中で「三角食べ」は糖尿病管理にも適していると説明していた。
 
糖尿病の管理において、食事はゆっくりよく噛んで、口内調味を楽しんで食べるのが良いと言っていた。すなわち「三角食べ」は理想的な食事方法であるようだ。実は、僕も軽度の糖尿病と診断されているのだが、「三角食べ」をよく考えてみよう。

木曜日, 10月 12, 2017

Made in PRC


Amazon.comからある品物を買った。パッケージには、MADE IN PRCと書かれてあった。一体どこの国で作られたものかネットで調べたら、なんと中国製だと分かった。通常中国製には、MADE IN Chinaの表記があるのになぜだろう。
 
さらに調べてみると「PRC」は中華人民共和国の英文字表記【People‘s Republic of China】から取ったものと分かった。MADE IN USAが米国製というのと同じ意味のようだ。
 
消費者が中国産を嫌うのを欺いて、売り上げを伸ばそうとする手段とも考えられるが、実際にPRC表記に切り替えたと言うメーカーの担当者によると、今のところデメリットの方が多いと言っているらしい。
 
景品表示法では、紛らわしい表示や判別困難な表示を「不当表示」として規制しているが、PRCは正式な略称で、USAと同様と言えるのではないのか。現状ではPRCが中国産を意味することを消費者に知って貰うしかないようだ。

水曜日, 10月 11, 2017

今回の選挙



衆院選では通常、前職は解散時に所属していた政党の公認を得て選挙に臨むことが多いため、解散時と公示前の勢力はさほど変わらない。新たに公認を得たり、出なかったりして増減する程度だ。
 
しかし、今回の衆院選はわかりにくい選挙だ。解散時の勢力と公示前の勢力が大きく異なっている。通常は解散時とほぼ同じだが、今回は最大野党の民進党が事実上解党し、新党が二つ誕生した。そして、多くの立候補予定者が政党を移る異例の事態になった。
 
民進党勢力の行先で、「希望の党」へ56人。新党「立憲民主党」には14人、7人は不出馬だ。残りは無所属で出馬の模様。今回の無所属立候補者は37人まで膨らんでいる。
 
一方自民党は、解散時には単独過半数以上を持っていたが、安倍総理は、今回の目標獲得数を過半数の233以上と控えめに言っている。今回から定数が10減って465になったが、今回も過半数以上の獲得は間違いないだろう。

火曜日, 10月 10, 2017

衆議院選の公示日


9月28日に解散した衆議院の総選挙は、今日公示された。投票日は22日の日曜日だ。解散後、様々な動きがあったが、議員たちにとってはそれぞれが真剣勝負だろう。結果はどうあれ北朝鮮をめぐる問題は重要な争点になると思う。
 
北朝鮮には、米国と中国とロシアが大きく絡んでいる。日本も関係国として加わっているが軍事オプションはできない。北朝鮮は貿易の大半は対中国である。中国とは軍事同盟も結んでいるので一番影響力があるはずだ。
 
しかし、最近は内情が違ってきている。両国の関係はかなりギクシャクしているようだ。中国は最後の最後に北朝鮮を見捨ててアメリカ寄りになる可能性すらある。米国は国連などと対話を続けつつ、既にカウントダウンに入っているのではなかろうか。
 
北朝鮮が折れない場合には軍事オプションが浮上することは間違いないだろう。もし、選挙中に軍事オプションが行われるようなことがあれば大変だ。日本は軍事では部外者だが、米国との良い関係から情報が早く入ることだけは救いだと思うが。

月曜日, 10月 09, 2017

国民休暇村と国民宿舎


昨日の日曜日には朝から、岸和田の道の駅「愛彩ランド」へ買出しに行った。いつものように、野菜・果物などの食材と昼食用の弁当を買い込んだ。駐車場所での時刻は10時40分だった。昼食は海の見える場所で食べようかとなって和歌山方面に向けてハンドルを切った。
 
向かったのは加太方面だ。12時ごろに淡嶋神社に到着。ここでUターンして10分ほど戻った国民休暇村の駐車場でランチタイムにすることにした。加太国民休暇村は30年ほど前に同業組合の懇親会で利用したことがある。それ以来だ。この時には付近のハイキングも行った。
 
国民休暇村は1960年頃から旧厚生省によって整備が始まった、国立公園及び国定公園に設置された総合休養施設である。低廉で健全な宿泊施設を中心に各種の野外レクリェーション施設が整備されている。
 
同様の物に国民宿舎がある。国民宿舎には公営のものと民営のものがある。我々の仲間たちも、子供が小さい頃にはこれらを利用して毎年家族旅行したものだ。しかし、最近は利用者の減少や老朽化によって廃止される施設も出てきているようだ。

土曜日, 10月 07, 2017

スペイン



スペインは歴史のある国だが、内戦の後フランコによる独裁時代が長く続いた。1975年に王政復古がなされ、立憲君主国家となった。政治は議会民主制で、国王は象徴君主という位置づけである。人口は2016年現在4650万人。
 
国会は両院制であり、下院は定数350議席で4年ごとの直接選挙で選ばれる。上院は定数264議席で、208議席が選挙で選ばれ、残りは自治州の推薦で選ばれる。現在の与党は国民党だが、スペイン社会労働党とともに二大政党制を構成している。
 
他にカタルーニャやバスク、ガルシアの民族主義地域政党が存在する。このあたりが日本とだいぶ違うところだ。問題になっているカタルーナ州の独立を目指す政治運動は、中央政府がカタルーニャ民族を軽視する言動が繰り返されたり、州が支出する金額と還元される金額の大きな隔たりなどから、独立運動が盛んになっている。
 
カタルーニャ自治州の州都バルセロナはスペイン旅行で大人気の街で、昨年は観光客が800万人を超えたそうだ。10月1日、独立の是非を問う住民投票が行われた。中央政府は投票は憲法違反だと宣言。しかし投票は実施されたのだ

金曜日, 10月 06, 2017

電気飛行機


世界中で電気自動車(EV)が大きな話題になっていて、日本の自動車メーカーもEVシフトに舵を切り始めたようだが、2045年頃には電気飛行機の時代がやって来ると言うのだが本当だろうか。
 
飛行機が空を飛ぶには大きなエネルギーを必要とする。重要なのは重さとエネルギーの密度だろう。電気エネルギーで飛行するには蓄電技術の大革新が必要だ。現在のバッテリーのエネルギー密度は液体燃料の約2パーセントだ。
 
バッテリーのエネルギー密度は毎年少しずつ伸びていて電気自動車の走行距離はシーズンごとに伸びている。もし現在の5倍の密度に達することが出来れば小規模の商業用の飛行機として機能するだろうと言っている。
 
最近の科学技術のめざましい発展の姿を見ていると、空飛ぶタクシーが高層ビルから高層ビルへと飛び回るような未来が来るかもしれないが、その頃には、おそらく僕はこの世にはいないだろう。

木曜日, 10月 05, 2017

8K貯金



2020年の東京オリンピックのテレビ放送は4K・8K対応になるだろうと思うが、問題はやはり受像機の価格だ。4K対応の受像機は50万以内だと思うが、8Kの売価が果たしていくらになるかだ。3年後には有機ELのディスプレイの物も出回っているだろう。
 
先日、NHK大阪放送局で8Kテレビの実物を見てから、オリンピック放送は8Kで観たいと思い出した。簡単に買える価格ではないと思うが、普及のことも考えたらそんなに高くはならないだろう。
 
恐らく、8Kテレビの売価は100万円から150万円ぐらいに落ち着くのではないだろうか。オリンピックまであと30数ヵ月、毎月3万円積み立てれば100万円貯まる。そんなことを考えて、9月5日の僕の誕生日から『8K貯金』を始めることにした。先ほど2回目の入金をしてきたところだ。 
 
   実は、以前にも同じ様なことをした経験がある。「尾瀬」に行きたいとの思いで『尾瀬貯金』をしたことがある。この時は毎月1万円づつ貯金していた。この資金で尾瀬には二度行った。この歳になっては収入は少ないが、必要経費も少ないので積立てることができるだろう。3年後の東京オリンピックの頃にはのんびりした生活をしたいいと考えているのだが・・・・・https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=20645213#editor/target=post;postID=2184504996837167422

水曜日, 10月 04, 2017

4K・8K実用放送



市場には4K対応のテレビ受信機が各社から発売されている。4K・8Kの試験方送は昨年から始まっているが、実用放送は来年12月からだ。放送は衛星のBSとCSで行う。しかし、現在市販されている4K・8K対応のテレビでは見ることが出来ない。今後市販されるチューナー等と対応の受信システムを構築する必要がある。
 
受信システムを構築するためには、110度CS右左旋共用アンテナと付属機器が必要になる。場合によっては同軸ケーブルも交換する必要があるようだ。単独受信の場合は問題は少ないと思うが、共同受信の場合は簡単ではなさそうだ。
 
現行のBS・CS放送は衛星からの右回りの右旋円偏波を受けている。新しい放送では、同時に左回りの左施円偏波を発射してチャンネルを2倍にする計画だ。そのために受信アンテナなどの交換が必要になるのだ。
 
3年後には薄型テレビの買い替え需要もあって、4K・8Kテレビがかなり普及するだろうと総務省と業界は期待しているようだが、問題は値段だ。景気にも左右されるだろうし、果たして思惑通りになるのだろうか。 

火曜日, 10月 03, 2017

カラーテレビの歴史


1964年に日本で初めて開催したオリンピックがカラーテレビを普及させたと言われているが、この当時はまだ条件が整っていなくて市場にはあまり出回っていなかった。ほとんどの家庭は白黒テレビで開会式を見たのではないだろうか。
 
実際にカラーテレビが家庭に入り始めたのは1970年頃になってからと思うが、この頃の売価は21型で20万円ぐらいだった。テレビの放送が始まった頃から家電の業界に関わっていた者としてはこの頃が懐かしい。
 
その後は右上がりに普及していった。やがて液晶の時代になって、画面サイズも大型化し、色彩も一段と美しくなった。価格もリーズブルになって、一家に複数台のテレビを所有する時代になった。
 
さて、3年後には日本で2度目のオリンピックが開かれる。前回のオリンピックから半世紀余りたった今、テレビ受像機はめまぐるしく変貌した。3年後のオリンピック放送は4K・8Kになることは間違いないだろう。

月曜日, 10月 02, 2017

量子コンピューター


スーパーコンピューター「京」は日本で最速のコンピューターとしてよく知られているが。このコンピューターを使っても時間がかかり過ぎるような計算が、短時間でできるとも期待されているのが「量子コンピューター」だ。
 
この分野は、日本をはじめ各国で研究が進んでいる。人工知能を飛躍的に性能アップさせて完全自動運転の実現や、新薬の開発を加速したりできる。近い将来のノーベル物理学賞の候補の一つともささやかれている。
 
量子コンピューターが普通のコンピューターとどう違うかは、僕は説明することが出来ないが、既に、カナダのベンチャー企業がある種の量子コンピューターと言えるものを売出した。一台十数億円するそうだが、このマシンはまだ限られた機能しかもっていない。
 
汎用の量子コンピューターが実用化されると、我々の暮らしも大きく変化するだろう。それぞれの家庭には量子コンビターが無くても、ネットでつながったクラウドサービスを通じて、「縁の下の力持ち」になれるではないのだろうか。量子コンピューターの進歩は今後の社会全体に大きな影響を与えることだろう。

日曜日, 10月 01, 2017

神無月


早くも10月、神無月だ。平安の昔から、全国の神様が一年のことを話し合うため出雲大社に集まって、出雲以外には神様がいなくなると言われている。しかし、出雲に行かず村や家に留まる留守神も存在するらしい。すべての神が出雲に出向くわけではないようだ。
 
ネットで調べると、神無月は日本における旧暦10月の異称である。今日では新暦の異称としても用いられる。「神無」を神が不在と解釈するのは語源俗解であると書かれてある。
 
語源俗解とは、民間手続きを経ない、科学的根拠のない誤った語源解釈で、民俗語源、民間語源、民衆語源、通俗語源、などと書かれていた。日本人は色んな解釈をするものだ。面白い。