かくれ里

水曜日, 10月 11, 2017

今回の選挙



衆院選では通常、前職は解散時に所属していた政党の公認を得て選挙に臨むことが多いため、解散時と公示前の勢力はさほど変わらない。新たに公認を得たり、出なかったりして増減する程度だ。
 
しかし、今回の衆院選はわかりにくい選挙だ。解散時の勢力と公示前の勢力が大きく異なっている。通常は解散時とほぼ同じだが、今回は最大野党の民進党が事実上解党し、新党が二つ誕生した。そして、多くの立候補予定者が政党を移る異例の事態になった。
 
民進党勢力の行先で、「希望の党」へ56人。新党「立憲民主党」には14人、7人は不出馬だ。残りは無所属で出馬の模様。今回の無所属立候補者は37人まで膨らんでいる。
 
一方自民党は、解散時には単独過半数以上を持っていたが、安倍総理は、今回の目標獲得数を過半数の233以上と控えめに言っている。今回から定数が10減って465になったが、今回も過半数以上の獲得は間違いないだろう。