かくれ里

木曜日, 10月 19, 2017

日米経済対話


麻生副総理兼財務相とペンス副大統領による2回目の日米経済対話がワシントンで開かれた。会談では、ペンス副大統領が日米2国間による自由貿易協定(FTA)交渉を始めることに意欲を示した。これに対し、麻生氏は改めてTPPの意義を説いた。
 
日米間の通商戦略の違いが表れたものだが、日本としてはFTAに慎重な姿勢を示したうえで、あくまでもTPPを優先させると言う判断は妥当だろう。
 
麻生大臣は、終了後の記者会見で、「貿易や投資のルールなど3つの協議分野で進展と成果を確認できた」としてうえで、今後も対話を継続する考えを強調した。
 
トランプ大統領は来月初旬に来日する。首脳間の信頼関係を深めて、貿易摩擦の芽を摘む建設的な協議が今後も続くことを望む。